寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

金なんて望むな 幸せだけを見ろ

ハッとさせられた

 

お金があれば

自分のやりたいときに

やりたい仕事をして

 

空いた時間は自分の好きなことをして過ごせる

 

そんな生活が幸せだと思っていたけど、

お金と幸せはイコールじゃないかも…

 

1.セリフの元ネタ(黒板五郎さんの人生)

このセリフはドラマ「北の国から」で

主人公の黒板五郎さんが

物語のラストに話すセリフ

 

自分の遺言として、

息子と娘に遺す言葉

 

たしかに五郎さんは人生に金を求めなかった

 

謝罪のために金が必要な場面もあるけど、

木を売って自分が必要な金額だけ調達した

利益は求めなかった

 

金がない分

自然の多い土地に住んで

木を切ったり

農家から野菜を分けてもらったり

廃材をもらったりして

生活に必要なものを集めた

 

この遺言はそんな生き方を

ストレートに表現している



2.五郎さんの幸せ

でも五郎さんの幸せってどこにあったんだろうか。

 

奥さんと離婚して、

子供二人を引き取って

北海道の田舎の森の近くで

自給自足に近い生活

 

やがて子供たちは大人になるけど

それぞれ苦労が絶えない



町の人間関係とかそういう苦労からは距離を置いていられるけど、

旅行にも行かないし

贅沢な食事もしない



一方で

自分で材料を集めて

イチから家を建てて

その家に住んで

暮らしは徐々に豊かになっていく

 

その喜びが五郎さんの幸せだったのかな

 

もっと豊かになろう、とか

自分の培った技術でお金をもらおう、とか

そういうことは考えず

困っている人には

「お互い様」

の精神で手を貸してあげた

 

3.幸せになる条件は現状に満足すること?

幸せになれるかどうかって

現実と理想のギャップに

どこで折り合いをつけるか、

ってことなのかな。

 

現状に「折り合いをつける」

というよりは

現状に「満足する」

ってことかな。

 

他の人と比べると

100%の満足は得られなくて

折り合いを「つける」

というより

折り合いを「つけざるを得なくなる」

 

そうならないために

町から離れた場所に

一人で住むことで

「他人との比較」

をしなくて良い環境に

身を置いたのかな。

 

自分より稼いでいる人がいる、とか

自分よりも自由な暮らしをしている人がいる、とか

 

そういう余計な情報を

拾わなければ

 

生活の中の小さな喜びが

自分の幸せになって

現状に満足する

 

それが幸せになる方法かも知れない

 

4.心に沁みるドラマです

このドラマ

私が小学生くらいの頃に完結しました

 

当時親が見てて

なにが面白いのか分からなかったけど

30歳になってから見ると

心に沁みる

 

当時30になった主人公が

「家庭が持ちたい、だけど今の僕には望みようのない…」ってシーンとかね。

 

それから

山口百恵さんの「秋桜(コスモス)」

素晴らしすぎる。

曲がかかるシーンも良いシーンなんだけど

この曲が使われた理由も本当に切ない…



っていうかこの話けっこうやっちゃってるよ!!

不倫とか中絶とかデキ婚とかさ

 

「映画鑑賞会」と称してラブホデートとか

ピザの配達でラブホに届けることってあんの!?笑

女の子からラブホに誘われたら、純粋な気持ちじゃいられないだろ!フツー!!

 

「ぼくは(高倉)健さんの前で大人の階段を登った」

 

は一生忘れない気がする

 

うちの家族は映画のラブシーンとか出てくると

なんか気まずいというか

恥ずかしい空気になっちゃうんだけど、

このドラマ親と一緒に見たらどんな空気になるんだろうww