寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

「自分が何者か」をタグで発信しよう! キャリアを決めるのは希少価値 「転職2.0」村上臣著

どんどん転職した人がすべてを手にできる時代

「転職2.0」は↑の触込みの通り、

転職でキャリアアップするノウハウが書かれた本

 

筆者(村上氏)の伝えたいメッセージは(たぶん)以下の3点

・転職市場における自分の価値をタグとしてSNSで発信する

・複数のタグを掛け合わせて自分の希少価値を高めることで、キャリアアップを実現できる

・タグは「ポジション」「スキル」「業種」「経験」「コンピテンシー(≒組織との親和性みたいのもの)」の5つの点から整理できる

(具体的なタグのキーワードは巻末に付録がついています)

 

背景にあるのは

・「終身雇用制度」の崩壊

・これからは(10年単位の長期雇用ではなく)数ヶ月〜数年のプロジェクト単位の雇用が主流になる

・結果として転職市場が活性化され、誰もが複数回の転職を経験する

という日本社会の変化

 

 

 

 1.タグを整理することで得られるもの

「自分が何者か」を端的に転職市場に発信できる。

「何者か」の部分が市場の需要にマッチしていれば、

声がかかるし、需要がなければ声はかからない…。

 

まずは自分のタグを整理してみて、

転職市場に繰り出すことが重要

そこで自分に需要があるのか掴むことができる。

 

転職するかどうかに関わらず面接を受けるだけでも意味がある。

 

面接官が掘り下げてきたポイント=いま市場で求められているタグ

と判断できるので、そこを磨く

 

なりたい職業と自分の持つタグとのギャップを知ることもできる。

 

足りない部分が分かったらそこを補うような経験を積めば良い。

 

2.今の自分のタグは?

銀行で融資事務と営業をやってきた自分のタグは…

 

①「ポジション」=法人向け営業、個人向け営業、内部事務

②「スキル」=簿記、USCPA、FP、エクセル、財務分析

③「業種」=銀行

④「経験」=中小企業向け営業、富裕層向け営業、無形商材営業

⑤「コンピテンシー」=ルール遵守、成長意欲、目標達成

(巻末付録「タグ分類表」を参照)

 

すぐに増やせるのは、②の「スキル」

エクセルのVBAとかプログラミングなら独学でも勉強できそう。

需要があるかが大事なのだけれど…

 

3.タグを転職活動のどこで使うか?

職務経歴書を作成」するときに使う

 

この際

「どの期間に」「どんな仕事をして」「何を成し遂げたか」

を端的に示すことが重要

 

そう考えると職務経歴書に書けないような仕事(≒雑用?)は

なるべくしない、

ってのが賢い選択なんだよなぁ〜

 

4.この本を読んだら最低限やるべき1つのこと

最低限↓の1.だけでもやっておくべき。

 

<市場価値を確認するためにやるべきこと>

1.職務経歴書を作成(更新)する

2.求人票を見る

3.興味ある求人があれば(転職の意思はなくとも)面接を受ける

4.自分のどこに需要があるか、不足しているものは何かを認識する

5.需要のある部分を磨く or 不足するものを補う

 

5.【余談】プライベートも含めたタグ

自分の特徴って考えると

①「社会性」=「狭い交友関係」「自己主張が苦手」「同調圧力に弱い」「流行に疎い」

       「女性と話すのが苦手」

②「内面」=「1つのことを習慣化して継続できる」「他人より自分に興味がある」

③「外面」=「良識的に振る舞おうとする(けど天然)」

④「行動」=「(よく行く店・買うものなど)決まったことを繰り返すのが好き」

      「石橋はよ〜く叩いてから渡る、もしくは渡らない」

⑤「他人には知られたくないこと」=「むっつり😨」

 

社会性低いな〜。

全部逆だったら大活躍する人材に生まれ変わりそうww

 

⑤は職場の女性に知られたら「キモっ」ってなるよねww

 

 

ちなみに筆者の村上氏は学生時代にネットワーク関連で起業して

めっちゃ儲かったらしい

そのあと新卒で野村総合研究所に入るけど10ヶ月で退職したんだって

 

「サラリーマンの生涯年収より自分で稼いだ方が儲かるじゃん!」

って理由だったらしい

 

そんなこと言えるようになりたいな〜