どんどん転職した人がすべてを手にできる時代
「転職2.0」は↑の触込みの通り、
転職でキャリアアップするノウハウが書かれた本
筆者(村上氏)の伝えたいメッセージは(たぶん)以下の3点
・転職市場における自分の価値をタグとしてSNSで発信する
・複数のタグを掛け合わせて自分の希少価値を高めることで、キャリアアップを実現できる
・タグは「ポジション」「スキル」「業種」「経験」「コンピテンシー(≒組織との親和性みたいのもの)」の5つの点から整理できる
(具体的なタグのキーワードは巻末に付録がついています)
背景にあるのは
・「終身雇用制度」の崩壊
・これからは(10年単位の長期雇用ではなく)数ヶ月〜数年のプロジェクト単位の雇用が主流になる
・結果として転職市場が活性化され、誰もが複数回の転職を経験する
という日本社会の変化
1.タグを整理することで得られるもの
「自分が何者か」を端的に転職市場に発信できる。
「何者か」の部分が市場の需要にマッチしていれば、
声がかかるし、需要がなければ声はかからない…。
まずは自分のタグを整理してみて、
転職市場に繰り出すことが重要
そこで自分に需要があるのか掴むことができる。
転職するかどうかに関わらず面接を受けるだけでも意味がある。
面接官が掘り下げてきたポイント=いま市場で求められているタグ
と判断できるので、そこを磨く
なりたい職業と自分の持つタグとのギャップを知ることもできる。
足りない部分が分かったらそこを補うような経験を積めば良い。
2.今の自分のタグは?
銀行で融資事務と営業をやってきた自分のタグは…
①「ポジション」=法人向け営業、個人向け営業、内部事務
②「スキル」=簿記、USCPA、FP、エクセル、財務分析
③「業種」=銀行
④「経験」=中小企業向け営業、富裕層向け営業、無形商材営業
⑤「コンピテンシー」=ルール遵守、成長意欲、目標達成
(巻末付録「タグ分類表」を参照)
すぐに増やせるのは、②の「スキル」
エクセルのVBAとかプログラミングなら独学でも勉強できそう。
需要があるかが大事なのだけれど…
3.タグを転職活動のどこで使うか?
「職務経歴書を作成」するときに使う
この際
「どの期間に」「どんな仕事をして」「何を成し遂げたか」
を端的に示すことが重要
そう考えると職務経歴書に書けないような仕事(≒雑用?)は
なるべくしない、
ってのが賢い選択なんだよなぁ〜
4.この本を読んだら最低限やるべき1つのこと
最低限↓の1.だけでもやっておくべき。
<市場価値を確認するためにやるべきこと>
1.職務経歴書を作成(更新)する
2.求人票を見る
3.興味ある求人があれば(転職の意思はなくとも)面接を受ける
4.自分のどこに需要があるか、不足しているものは何かを認識する
5.需要のある部分を磨く or 不足するものを補う
5.【余談】プライベートも含めたタグ
自分の特徴って考えると
①「社会性」=「狭い交友関係」「自己主張が苦手」「同調圧力に弱い」「流行に疎い」
「女性と話すのが苦手」
②「内面」=「1つのことを習慣化して継続できる」「他人より自分に興味がある」
③「外面」=「良識的に振る舞おうとする(けど天然)」
④「行動」=「(よく行く店・買うものなど)決まったことを繰り返すのが好き」
「石橋はよ〜く叩いてから渡る、もしくは渡らない」
⑤「他人には知られたくないこと」=「むっつり😨」
社会性低いな〜。
全部逆だったら大活躍する人材に生まれ変わりそうww
⑤は職場の女性に知られたら「キモっ」ってなるよねww
ちなみに筆者の村上氏は学生時代にネットワーク関連で起業して
めっちゃ儲かったらしい
そのあと新卒で野村総合研究所に入るけど10ヶ月で退職したんだって
「サラリーマンの生涯年収より自分で稼いだ方が儲かるじゃん!」
って理由だったらしい
そんなこと言えるようになりたいな〜