寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

地方公立高校から東大に行った話③ 〜浪人時代 後半〜

続けて浪人時代の中盤〜後半についてお話します。

 

 

1.浪人時代 中盤(11月)

モチベーション高く勉強を続けたものの

秋以降模試で結果が出せず

またどこにも受からないのでは…

との不安から東大を諦めて私大に切り替えることを考えました。

 

そのことに明確に結論を出さないまま

折衷案的に私大でも使用する国・英・世界史を中心に勉強することにしました。

 

そんな迷走状態でモチベーションは下がり

自分はどこに合格できるのか不安が募る日々でした。

 

2.母校訪問時の出来事(12月)

12月に入り、出願に必要な内申書を受け取るため母校を訪れることになりました。

久しぶりに母校に出向いた私は余裕の無さから髪がボサボサに伸び切ったひどい格好でした。

(高校の先生から「髪を切る時間もない?」と言われました)

 

そこで久々に担任と話をしたのですが、

半ば東大合格を諦め、モチベーションも低下していた私は

高3のとき同じクラスで浪人し模試で結果も出していたY君について

 

「Y君はすごいですよね。合格するんじゃないですか。それに比べて自分は…」

 

と自分は合格できないものと思い込んでいました。

 

その発言に対する担任の返しは

 

「(きみも)周り見えなくなるくらいやってみな?」

 

でした。その言葉に衝撃を受けました。

 

「そうか、自分はまだ周りが見えなくなるほどには勉強していなかった。

センターまでの残り1ヶ月周り見えなくなるくらいやってみよう!」

 

迷走状態は吹っ切れて

その日から私の行動は変わりました。

 

駅でエスカレーターに乗る時間、予備校でエレベータを待つ時間、お弁当を食べている間も常に目や耳で何らかの勉強をするようになりました。

 

当然机に向かう時間は集中力マックスで勉強しました。

 

目標はセンター試験90%

慶応法学部をセンター利用で合格し、

センター後から東大二次までの40日間を全て東大二次対策に充てる

そして東大に合格する

 

東大合格までの道筋が見えた気がしました。

 

3.センター試験(1月)

1ヶ月の怒涛の勉強を経て迎えたセンター当日

非常に緊張していました

しかし、手応えはありました

 

2日間の試験を終えて帰宅後すぐに自己採点をしました。

結果は………

 

 

 

763点/900点(85%)

 

目標の90%(810点)には大きく届かず…

 

「あれだけ頑張ってもダメなのか…」

 

落ち込みました。