あなたは自分のことが好きですか?
「自分を好きにならないと、幸せな恋はできない」
「自分を好きになれない人が、誰かを好きになれるわけない」
昔同じクラスの女子がこんなことを言っていました。
(最近はあまり聞きませんが、コロナ前はこんなキャッチコピーをよく見かけた気がします)
ですが、「自分を好き」ってどんな状態でしょう。。。
「自分を好き」には2種類あるそうです
①未来の自分に期待している状態 = 「ナルシシズム」
②自分を認めて、愛している状態 = 「自己受容」
幸せなカップルになるには、②の「自己受容」の状態にあることが大切なんだとか
理由は単純で、
「人は、自分を愛しているようにしか他人を愛せないから」
いまの自分を愛していない状態で
相手から愛を向けられても、
「いまのままの自分じゃだめだ」とか
「愛されているのは頑張っている自分で、等身大の自分じゃないんだ」とか
自分への期待が壁になって
素直に愛を受け止められないそうです。
①の「ナルシシズム」は「向上心」とも言い換えられる。
「向上心」がゼロはまずいけど、
「向上心」を持ちつつ「いまの自分を受け容れる」
というのが幸せな恋愛をする条件かもしれないですね。
ちなみに向上心ゼロの状態を「悟り」というそうです(笑)
で、自分を受け容れた人同士がカップルになると
「お互いを認め合う」心地よい関係になれるそうです。
逆に自分を受け容れられていないと、
相手でその穴をうめようとして「相手に求めてしまう」
最初は心地よいけど、
相手に求めても完全には満たされないことに気づいて
少しずつ心が離れてしまう
じゃあ自分を受け容れるにはどうしたらいいのか?
その方法は2つ
・人から感謝されていることに気づく
・するのが「うれしい」ことだけをする
「いまの自分ができること、やりたいこと」
「頼まれなくても、放っておかれてもしてしまうこと」
これをどんどんやっていくと
「自分が他人から感謝されていること」
に気づけるそうです。
それから、自分がやっていて、嬉しい、楽しいと感じることをする。
誰かに気に入られよう、とか期待に応えよう、とかではなく。
自分の喜びとしてやっていれば、
「自分のやりたいことが、相手のしてほしいこと」になり
「相手のやりたいことが、自分のしてほしい」になるそうです。
今日紹介したのはこの本
表紙からして怪しい本かと思ったけど、真面目な本だった…