寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

転職エージェントに相談する前に自己分析をやっておこう 「きづく。転職相談」 無料カウンセリングを受けてみた

「きづく。転職相談」はあなたのキャリアの悩みを一緒に解決します

 

(具体的には、こんな方を対象にしているそうです)

・今の仕事は嫌いじゃない。でもハリがない。

・転職活動を始めてみた。けど、何かちがう。

(以上HPより 1ヶ月で未来をみつけるキャリアコーチング|きづく。転職相談

 

私もキャリアに悩んでいるので無料カウンセリングを受けてみました。

初回60分のカウンセリングは無料なので少しでも気になった方は

受けてみては?

(仕事後の夜21時から面談に応じていただき、落ち着いて話ができました。

カウンセラーの方ありがとうございます)

 

 

1.無料カウンセリングの流れ

時間は60分間でした。大まかな内容は以下の通り

①カウンセラーの方の自己紹介(職歴など) 5分

②自分の現状に関する質問 40分

③「きづく。転職相談」サービスの紹介 15分

 

2.「きづく。転職相談」の特徴(転職エージェントとの違い)

ビジネスモデルが異なるとのこと。大きな違いは「誰から」収益を得るか

 

転職エージェント→人材を募集している企業

きづく。転職相談→相談者本人

 

転職エージェントは、

・転職を成功させることで転職先の企業から収入を得る

・なので、「自社が扱っている求人」に転職してもらうことが成果になる。

・結果として「自社が扱っている求人への転職」がキャリア相談のゴールになる

・反面、相談者は金銭負担なくサービスを受けられる

 

一方「きづく。転職相談」は

・相談者からコーチングの対価を得る

・なので、キャリア相談のゴールは転職に限らない

 (現状維持・独立・転職など相談者が納得する方向がゴールになる)

・そのため、相談者自身に寄り添ったサービスが可能

  (求人の紹介もしない。転職がゴールになる場合はエージェントを紹介してくれる)

・ただし、費用は相談者が負担

 

3.具体的なカウンセリングの内容

40分くらいで以下の質問とそれに対するフィードバックをいただきました。

 

①現職の会社を選んだ理由は何か

②どんな軸でいまの会社を選んだのか(人なのか、事業内容なのか、社風なのか)

③今までの社会人生活で上がっていた時期(うまくいっていると感じた時期)、下がって

 いた時期(うまくいっていないと感じた時期)

④自分は周りの人からどんな人だと言われるか(家族・友人・職場)

⑤好きなことはなにか(仕事以外でも可)

⑥やりたくないことはなにか

⑦will-can-mustの整理について

 

質問の応えは自分一人でも考えられるけど、

目の前に相手がいる方が「何か応えないと!」となって、

自分の頭から何らかの応えをしぼりだせました。

 

自分でひねり出した言葉に気付かれることもあったり。

 

一人だと悶々として、同じところをグルグルしてしまう人にはいいかもしれません。

 

4.キャリアのヒントになりそうと感じたこと

(1)  ⑥「やりたくないこと」について

待遇が良い、とか、通勤が楽とかの理由で本当はやりたくないことを飲み込んでいる場合があるんだとか。

 

それらを飲み込まずに

・10個くらい上げる

・やりたくない理由も考える

 

が重要とのこと

 

やりたくない「理由」まで考えていけば、

やりたいことも見えていきそうな気がする

 

(2)⑦"will-can-must"について

will やりたいこと

can できること

must やるべきこと

 

この3つが重なるところが自分にとっての理想の職場になるらしい

大事なのはwillから順に考えること

キャリア相談ではよく使うアプローチとのこと

 

5,キャリアを考えるうえで大事だと思うこと

現職を続ける・続けない

どちらも正解

ただ、その意思決定を自分が納得してしたかが重要

 

必ずしも転職がゴールではないなら、

まずは自己分析をしっかりして

 

「いつまでに」「何を得たいか」

 

をはっきりさせてから、行動を積み重ねていくことが

大事ではないでしょうか。

(と頭では分かっているけど、それができずにズルズルと30歳を迎えてしまいました。

20代の方がうらやましいです)

 

6.【余談】書いていて思い出したこと

以下は完全な余談です。「きづく。転職相談」の内容とは全く関係ありません。

 

「納得した上で意思決定する」で思い出したことが。

 

山崎豊子先生の「白い巨塔」という小説をご存知でしょうか。

大学病院の医学部をテーマにした物語です

 

その中で

「医療で助からない命もある。ただし、その死が突然やってきたものなのか、心の準備

ができた上で訪れたものなのかによって遺族の受け止め方は大きく変わる」

みたいなセリフがありました。

 

キャリアと命は比べられるものではないし、

人の死を納得して受け入れることはできないと思うけど

 

心の準備(≒納得)ができていれば(少しは)結果を受け入れやすくなる

 

という点で似ているな、と思ったのでした。