寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

地方公立高校から東大に行った話⑥ 〜東大受験を終えての反省〜

ここまでお読みいただきありがとうございます。

東大文三に合格したことで私の大学受験は終了しました。

最後に自分なりの反省点をお話します。

(あくまでも個人の主観的な振返りとなります)

 

 

 

大受験を終えての反省

(1)浪人するにしても現役時代の学力が「非常に」重要

現役時代に合格圏内に入っていないと浪人してからが苦しくなります。

浪人して合格する人の多くは、現役時代にA判定、B判定を取っており、

本番では「惜しくも○点差」で不合格になった人が中心と感じました。

 

私のように現役時代E判定を連発して、予備校でイチから学び直そうというスタンスの人は合格者に追いつくために相当頑張らねばいけないと思います。

(A・B判定が当たり前の中、自分は模試で結果が出せないのでモチベーション維持の点でもしんどいです)

 

現役生は(受かりっこないって思ったとしても)絶対に試験前日まであがきまくった方がいいです。

その「あがき」が浪人した際も、必ず活きます!

 

(2)高3から受験勉強を開始して現役合格するのはけっこう厳しい

私のように高3から勉強をスタートして現役合格するのはかなり厳しいと思います。

国・数・英がある程度仕上がってないと難しいと思います。

 

それでも現役合格を目指すのであれば、

(優等生であることをやめて)学校を休んで勉強する

などして時間を捻出する必要があると思います。

(そうまでして合格することが望ましいかどうかは判断が分かれると思いますが…)

 

それでも合格を目指すのであれば1科目でも2科目でも「武器となる科目」を作るべきだと思います。

 

中途半端に全科目整えるよりも「武器を作る」ことを意識した方が、浪人後の戦略が立てやすいと感じました。

 

(3)合格者は順当にGMARCH早慶を抑えてくる

大受験をする場合私大受験生よりも多くの科目を対策することになります。

しかし、東大合格者は多くの科目を仕上げつつもGMARCH早慶といった難関私大は

確実に抑えてきます。

 

東大志望といっても、3科目は私大受験生並みに仕上がっていないと

結局東大合格は難しいと思います。

 

(4)両親への感謝

私の合格は「両親の協力」なくしてはあり得なかったと思います。

 

毎日お弁当を準備してくれたり

センター利用で受かりやすい私大をリサーチしてくれたり

夜10時に帰宅した私にお味噌汁をよそってくれたり

予備校に通わせてくれた上、夏期講習や冬期講習も受講したいと言った講座は

全て受けさせてくれました

 

私が勉強に専念できるように環境を整えてくれました。

ご両親には感謝の気持ちを持って接するのが良いと思います。

 

 

ここまでお付き合いくださりありがとうございます。

10年前の記憶を頼りにしておりますので時代錯誤なことも申し上げていると思います。

 

しかし、受験生の不安や迷いは共通するものがあると思いますので、

内面的な部分を参考にしていただければ幸いです。

 

これから東大受験を目指す方がいれば

自分と向き合って乗り越える

非常に濃密な経験になると思います

乗り越えた経験は一生の自信になると思います

 

ぜひ全力で乗り越えて、社会で活躍する人材になってください。