無事進振りを突破し
晴れて法学部に進学した私
しかし、大学時代を進振りにささげていた私は
法学部に入ったことでまたしてもやりたいことを
見失ってしまう
法学部で法律をやりたかったんでしょ?
たしかに、そう、そうだと思っていた
でも実際に始まるととても気楽な大学生ではいられない
2年の夏までとは比較にならないほど密度の高い法学部の授業
先生は100分間しゃべり続けてる
レジュメも板書もない
ひたすら話してるだけ
みんな必死にノートをとる
PCを持ち込んで議事録を作る
あとで聞き直すようにボイスレコーダーで講義を録音する
試験前には意味がわかっても分からなくても
議事録を必死に覚える
(24回×100分の議事録だからけっこうな量。ちなみに議事録は試験対策委員会っていうのがあって、法学部生みんなで分担して作る)
テストのときには覚えたことを
答案用紙に書きつける
お盆の水をザァーーーーっとぶちまけるが如く
ひたすら書く
そうやって単位を取る
7月で授業が終わったら7月の後半は試験だと思うけど、
いったん夏休みに入る
8月の1ヶ月勉強して
9/1~14の2週間で試験を受ける
1ヶ月勉強しても単位を取るのは結構きつい
どこが出るかも分からない
「試験範囲は授業でやったところ全部です」
ってそれじゃ勉強しようがないよ〜
私は4科目(16単位)受けるのでやっとだった
90単位集めれば卒業
4年の後期までかかってギリ集め切れた
そんなわけで1,2年生のとき以上に勉強の負担は増した
しかも今回は気ぃ抜くと単位落として留年すらある
3,4年生はますます彼女から遠のいてしまった
そう言っても新しい出会いもあったし
余裕のある時期もあったんだから
もう少し女の子に興味持とうよ!!!
彼女できたら単位落とす、って
決まったわけじゃないよね?
でもあのときはそんな余裕はなかった
「東大法学部 留年」
ってよく調べたからね
卒業したのは偉いけど
女の子とも関わっておきなよ
って当時の自分に言いたい。