寝てるなあそべ

地方公立高校〜東大〜地方銀行 30歳 の自分が社会人8年間で気付いたことを書いていきます。

できる人は敵も多い

5年ぶりくらいに小説を読みました

 

読み始めたらノンストップで読まされてしまった

 

こんなに本に没頭したのは、小学校ぶりかも

 

 

読んだのは 原田マハさんの「キネマの神様」

 

裏表紙の紹介文を見て買いました

 

「39歳独身の歩(主人公)は突然会社を辞めるが…(以下略)」

 

会社を辞める設定が気になりました

 

20年勤めた会社を辞めたらその後どうなるんだろう…

 

 

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主人公は仕事に情熱を燃やしてきた女性

 

社内初の女性課長に抜擢されて

 

プロジェクトのリーダーに任命される

 

周囲の反対も意に介さず仕事を進めるが、その姿勢が反感を買ってしまい

 

ついにプロジェクトから外されてしまう…

 

情熱を失い会社を退職する

 

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「できる」ってのは良いことだけど

 

できるが故に周囲から妬まれてしまう

 

それでも強行に仕事を進める胆力はすごいけど

 

ちゃんとケアしないと社内の不協和音が大きくなって

 

やがて自分に返ってきてしまう

 

 

仕事ができるのは大事だけど

 

社内の人間関係をケアするのはもっと大事

 

いくら自分に能力があっても周りに邪魔されたらうまく進まない

 

 

社内政治っていうとセコい人、って印象を受けるけど

 

仕事ができる人=社内の調整が上手い人=社内政治に通じた人

 

と考えると社内政治こそ「仕事力」

 

そんな気がしてきた

 

 

「キネマの神様」はマジで面白いです

 

大企業に疲れた人は是非読んでみて!!