5年ぶりくらいに小説を読みました
読み始めたらノンストップで読まされてしまった
こんなに本に没頭したのは、小学校ぶりかも
読んだのは 原田マハさんの「キネマの神様」
裏表紙の紹介文を見て買いました
「39歳独身の歩(主人公)は突然会社を辞めるが…(以下略)」
会社を辞める設定が気になりました
20年勤めた会社を辞めたらその後どうなるんだろう…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公は仕事に情熱を燃やしてきた女性
社内初の女性課長に抜擢されて
プロジェクトのリーダーに任命される
周囲の反対も意に介さず仕事を進めるが、その姿勢が反感を買ってしまい
ついにプロジェクトから外されてしまう…
情熱を失い会社を退職する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「できる」ってのは良いことだけど
できるが故に周囲から妬まれてしまう
それでも強行に仕事を進める胆力はすごいけど
ちゃんとケアしないと社内の不協和音が大きくなって
やがて自分に返ってきてしまう
仕事ができるのは大事だけど
社内の人間関係をケアするのはもっと大事
いくら自分に能力があっても周りに邪魔されたらうまく進まない
社内政治っていうとセコい人、って印象を受けるけど
仕事ができる人=社内の調整が上手い人=社内政治に通じた人
と考えると社内政治こそ「仕事力」
そんな気がしてきた
「キネマの神様」はマジで面白いです
大企業に疲れた人は是非読んでみて!!